着物×帽子コーデの新しい楽しみ方!相性の良い種類を厳選して紹介します*

着物に帽子を合わせるスタイルって、最初はちょっと意外に感じたけれど、試してみると驚くほど馴染む着物×帽子コーデ。

洋装と和装は別物だと思い込む方もいますが、組み合わせ方次第でおしゃれの幅がぐんと広がりますよ*

目次

レトロな帽子で大正ロマン風を演出できる

特にレトロな雰囲気のクロッシェハットやカンカン帽は、大正ロマン風の着こなしにぴったり。

例えば、羽織やレースの半襟と組み合わせると、ぐっとおしゃれ度が増して、まるで昔の映画の主人公みたいな気分になります。フェルトのハットなら、アンティーク着物とも相性が良く、クラシックで洗練された印象に仕上がります。

帽子選びのコツ

ただ、どんな帽子でも着物に合うわけではなく、選び方にはちょっとしたコツが必要です。

  • つばが広すぎる帽子は注意!
    帯や袖に引っかかって動きにくいことも。
  • コンパクトなベレー帽やヘッドドレス系が使いやすい
    すっきりとまとまり、和装とのバランスが取りやすい。
  • 少しクラシックなデザインを選ぶと調和しやすい
    モダンすぎると違和感が出やすいので、レトロ感のある素材やデザインがおすすめ。

アンティーク風のリボンがついたハットや、ヴィンテージ調のベレー帽などもおすすめです。シンプルな小紋や無地の着物に合わせるだけで、一気に雰囲気が変わります。

着物に合うおすすめの帽子7つ

ハット

ハットは着物との相性が抜群。特にフェルトの中折れハットやクロッシェハットは、大正ロマン風のコーディネートにぴったりです。

羽織やレースの半襟と組み合わせると、まるで映画の主人公のような雰囲気を演出できます。モダンな小紋やアンティーク着物と合わせると、シックで洗練された印象に。

帽子の角度を少し傾けると、大人っぽいニュアンスを演出できます。

麦わら帽子

夏の着物や浴衣と合わせるなら、麦わら帽子がぴったり。通気性が良く、軽やかな雰囲気になるので、夏の街歩きやお祭りに最適です。

シンプルなデザインの麦わら帽子なら、どんな柄の浴衣にも馴染みやすい。ただ、つばが広すぎると首元が隠れてしまい、衿元の美しさが損なわれることがあるので、つばのバランスには注意が必要です。

キャップ

キャップは着物に合わせるのが難しそうに思われがちですが、ストリート系やカジュアルな着こなしを楽しむならアリ。デニム着物やモダン柄の小紋と合わせると、都会的でこなれた印象になります。

あえてスニーカーと組み合わせて、カジュアルにまとめるのもおすすめ。ただし、キャップのツバが前に出すぎると、着物の上品さとバランスを取るのが難しくなるので、シンプルなデザインを選ぶのがポイントです。

ベレー帽

ベレー帽は、着物に取り入れやすい帽子のひとつ。頭にフィットするデザインなので、着物のシルエットを邪魔せず、程よいアクセントになります。

無地やシンプルな着物と合わせると、フレンチシックな雰囲気に。秋冬の装いにはウールのベレー帽、春夏には軽やかな素材のものを選ぶと、季節感のあるコーディネートが楽しめます。少し斜めにかぶると、こなれた印象に仕上がります。

ニット帽

カジュアルな着物に合わせるなら、ニット帽もアリ。特に、寒い季節には防寒対策としても優秀です。ただ、ボリュームのあるニット帽は、着物のフォーマルさとは少し相性が悪いので、シンプルなデザインのものを選ぶのがおすすめです。

ざっくり編みのニット帽より、細かい編み目のもののほうがすっきり見えてバランスが取りやすいです。モノトーンの着物と合わせると、冬のシックな装いが完成します。

ハンチング

ハンチングは、意外と着物との相性が良いアイテム。レトロな雰囲気があり、大正時代のモダンボーイ風スタイルにもぴったりです。男性が合わせることが多いイメージですが、女性がカジュアルな小紋や紬と組み合わせても素敵。

ブラウンやグレーなど落ち着いたカラーを選ぶと、大人っぽく上品に仕上がります。

ヘアバンド

「帽子はちょっとハードルが高い…」という人には、ヘアバンドもおすすめ。細めのターバン風ヘアバンドなら、着物の衿元の美しさを活かしつつ、おしゃれなアクセントを加えられます。

レース素材や和柄のものを選べば、着物と自然に馴染みますし、少しボリュームのあるものを選ぶと、華やかな印象に。前髪をすっきりまとめることで、顔周りが明るく見えるのも嬉しいポイントです。

季節に合わせた帽子の楽しみ方

帽子はおしゃれアイテムとしてだけでなく、機能的にも便利なアイテムです。

  • 夏なら麦わら帽子がおすすめ
    浴衣や麻の着物と合わせると、ナチュラルで爽やかな印象に。日差し対策にも◎
  • 冬ならウールのベレー帽がおしゃれ
    暖かく、シックな雰囲気が楽しめる。落ち着いたトーンの着物と合わせると大人っぽくなる。

ただし、夏場に蒸れやすい素材の帽子を選ぶと、快適さが損なわれるので要注意。逆に、冬は風が強いと帽子が飛ばされやすいので、ピンで固定するのも良いでしょう。

着物×帽子コーデの魅力

着物に帽子を合わせると、見慣れたコーディネートが一気に新鮮に。カジュアルな着物にベレー帽をプラスすれば、フレンチシックな雰囲気に仕上がるし、シンプルな色合いの着物にハットをかぶるだけで、洗練されたスタイルが完成します。

「着物には和の髪型じゃないとダメ」と思っていたけど、帽子を取り入れると、もっと自由に自分らしい着こなしが楽しめる。堅苦しくなく、それでいてきちんとおしゃれ。そんな新しい着物の楽しみ方、ぜひ試してみてほしいです。

まとめ

着物に帽子を合わせることで、伝統的なスタイルに自分らしい個性をプラスできます。和と洋のミックスは、バランスを考えながら取り入れることで、ぐっと洗練された着こなしに。

最初はちょっと勇気がいるかもしれませんが、実際に試してみると、その奥深さと面白さにハマるはず。これからも、もっといろんな組み合わせを楽しみながら、自分だけのスタイルを見つけていきたいですね!

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この記事を書いた人

「着物とりっぷ」は、着物でお出かけしたくなる、着物と旅行の情報メディアです。 着物の初心者さんでも読みやすい記事を投稿し、タメになる知識を提供させていただいてます.*・゚⁡

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