柄や色味を、痩せ型タイプ・ぽっちゃりタイプなどの体型、パーソナルカラーから選ぶ、おすすめしたい着物の色の選び方をご紹介します＊
春・秋のイエローベースさんや夏・冬のブルーベースさん、それぞれの得意な色が違います。それはもちろん体型も同じこと。
あなたにどんな色が似合うのか、ぜひこちらの記事を参考に合わせてみましょう！
【体型別】着物の選び方
まずは体型別、着物の柄や色の選び方をご紹介します＊
痩せ型タイプ｜明るく淡い色の着物がおすすめ
痩せ型タイプの方に似合う着物のお色は、優しいピンク系や明るく淡い色の着物がおすすめです。
華奢な体型をふっくらとした雰囲気を出し、女性らしくやわらかな印象を与えてくれます！
逆に寒色系の色やストライプ柄の着物は、細さがより際立ってしまい、寂しい印象になってしまうので気をつけましょう。
痩せ型タイプの方は、「膨張色特有のものを大きく見せる効果」を利用し、小物や柄にも華やかな物を取り入れて、ボリュームを持たせることがポイントです＊
ぽっちゃりタイプ｜ストライプ柄のある着物がおすすめ
ぽっちゃりタイプの方におすすめの着物は、縦や斜めのラインが入ったストライプ柄の着物がおすすめです。
縦に流れるラインが入るだけで、身長をスラリと高く見せてくれます。
色は青や紺などの寒色系や、黒、紫、緑のような濃い色を選ぶと引き締まったスタイルに見せることができるでしょう。
着物が膨張色の場合は、帯や帯締めなどの小物に寒色系や濃い色を取り入れるとアクセントとなり、全体がスッキリとまとまります。
ぽっちゃりタイプの方は、収縮色の特徴である、「引き締め効果」と「ストライプ柄の縦長効果」で、細見えを演出しましょう。
高身長タイプ｜柄が大判な着物がおすすめ
高身長タイプの方は、大きくて華やかな柄の着物がよく似合います。
身長が高いことで大きな柄を存分に見せることができるので、大胆な柄も得意なのです。
さらに、鮮やかな総柄の着物にも衣装負けしません。反対に小さな柄や無地に近い物、淡い色の着物は地味な雰囲気になってしまいます。
高身長タイプの方は、大判な柄の赤や青などのハッキリとした色で華を添え、濃い色の着物でスラリとしたスタイルを綺麗に見せましょう。
低身長タイプ｜柄が小さい着物がおすすめ
低身長タイプの方は細かい小さな柄の入った着物が似合う方が多く、ストライプ柄の縦長効果を演出し、スラリとした印象になるよう着こなすのもおすすめです。
おすすめの色はパステル系や淡い色の着物が、可憐な雰囲気を保ちつつ膨張色の効果で大きく見せてくれます。
一方で大きな柄を選んでしまうと、柄の方が目立ってしまうこともあるため、柄と柄の間に余白がある物を選ぶと良いでしょう。
低身長タイプの方は、小さい柄、淡い色の着物で、バランスを意識することが大切です。
【パーソナルカラーで選ぶ】着物の選び方
パーソナルカラーによって選ぶ、着物の色の選び方をこちらからはご紹介しますね＊
ご自分のパーソナルカラーに合った色や柄を見つけてみましょう！
イエロー春タイプ｜明るめで華やかな色がおすすめ
イエローベースで春タイプの方は、若々しくて元気なイメージ通り、黄色、オレンジ、コーラルピンクのようなお色が似合います。
おすすめのデザインは、大きな柄よりも細かい花、水玉、格子がおすすめです。
さらにバランス良くコーディネートするには、似合う色同士を合わせるのではなく、帯締めや小物に濃紺などの落ち着いた色を取り入れることで、幼く見えてしまうことを防げるためおすすめです。
イエロー秋タイプ｜深みを感じる暖色がおすすめ
イエローベースで秋タイプの方は、落ち着いていてシックな雰囲気を出せるため、紅葉や柿、栗をイメージする深みのある暖色系の茶色、マスタード、カーキを選んでみましょう。
くすんだ色もエレガントに着こなせて、水玉、曲線、大胆な柄、刺繍、絞りの着物もよく似合うためおすすめです。
色の選択肢が多いイエローベースの秋タイプではありますが、鮮やかな青い色は唯一の苦手な色なので避けた方が無難でしょう。
ブルー夏タイプ｜淡いパステルカラーがおすすめ
ブルーベースで夏タイプの方は、清楚で品がある雰囲気なため、紫陽花をイメージさせる淡いパステルカラーが、より魅力を引き立ててくれます。
とくに、ピンクやラベンダー、水色、ミントグリーンなどがおすすめです。
落ち着いた雰囲気を出したい方は、グレーやオフホワイトの着物を選ぶと良いでしょう。
さらに、おすすめの柄は細かい水玉、細い縞、格子がおすすめです。
ブルーベースの夏タイプの方は、黄みがかった色を顔周りに使用することで、肌の色がくすんで見えてしまうため、あまり使わないようにしましょう。
ブルー冬タイプ｜クールな濃いめの色がおすすめ
ブルーベースで冬タイプの方は、クールでシャープな雰囲気があり、グレー、アイシーブルー、アイシーピンクといった寒色系の色や、黒や紺などの濃いめの色と相性が良いため、着物の色として選ぶとよりオシャレです。
他のタイプには着こなしが難しい、紫、赤紫、チャコールグレーなどの色や幾何学模様や大胆な柄の着物も、ブルーベースの冬タイプの方はセンス良く着こなせます。
レトロモダン系にも雰囲気にぴったり合うので、袴スタイルなら袴にハッキリとした色を、着物にはコントラストの強い柄を選ぶのがコツです。
まとめ
体型やパーソナルカラーは着物の色や柄を選ぶためのひとつの手段です。
こちらの記事を参考に、あなたに合う色の候補を複数厳選して自分の好きなデザイン等でコーディネートしてみるのも良いでしょう。
きっとあなただけに合う着物のデザインが見つかるでしょう。
